携帯電話で“読む”サイトを開設して二ヵ月となる。
携帯とはいえ、目次ページはカラーとしている。
ただ、店子の携帯はいまだに白黒四階調のため、どのような色で表示されているか確認はできない。
来月には買い換えができるだろうか。

携帯電話がヒットした要因として、携行性もあるが“歩きながら会話ができる”もその一つではなかろうか。
古くはウォークマンがそうである。
近ごろ目にあまる「喰いながら歩く」や「歩きタバコ」も同じであろう。
歩くという行為だけでは物足りないからなのか、耳や口を遊ばせておくのがもったいないからなのだろうか。

耳や口を他の行為に使っても、歩くには支障が少ない。
となると(ダック)、次なるは目か、とも思いがちだが、歩きながら視界を“機械”に委ねることは、さすがにないであろう。
危ないもンねぇ。

でもしかし、音楽を聴きながら歩いたり、物を喰いながら歩くのは、耳や口の機能を軽んじているとも云えまいか。
人間の感受性の窓口としての感覚は、視覚以外は退化しているのかも…。

店子拝(14.02.24)

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