福岡県門司から山口県宇部へ
平成15年1月9日
福岡県の門司を仕事で訪ねたおりに、ついでに市街を散歩しながら何枚か風景を撮ってきました。帰りはせっかくだから山陽本線を北上し、まず小野田駅で下車。ここは目ぼしい被写体が見つかりませんでした。続いて宇部空港が近い宇部新川まで足を伸ばして、飛行機までの待ち時間を利用してパチパチと。
駅の海側では、再開発が始まっていました。サッポロのビールタンクの脇には、レンガ造りの古い建造物があり、おそらく活かした街づくりがなされるので しょう。
海まで、そう関門海峡まで歩いていたら、拷問の道具か? なんて工場が見つかりました。氷の残骸やできかけの製品があり、どうやら氷柱花を作っているようです。お飾りが正月の名残りを感じさせます。
山陽本線をくぐる道路です。欄干? ガードレール? まぁその造形に惹かれました。
関門海峡です。向こうには下関が見えます。あっ、この写真のことではありません。遠方の山並みは九州です。
門司の商店街は、お年寄りの姿がイヤに目立ちました。地元の人に聞くと、高齢者の占める割合が非常に高いのだとか。それは地方都市のいずこも同じかもしれません。
セメントで知られる山口県小野田市まで列車で移動しました。大企業の城下町だから、もう少し何かあるかと思いきや、静かな街でした。
小野田市はイマイチだったので、空港行きのバスが出ている宇部新川まで移動しました。ここは宇部興産の城下町です。
この日、小休止したお店です。小多福−「こたふく」と読むそうです−でおでんをつまんで今日のお散歩も終了しました。そういえばこの店のおばちゃんを写真に撮って、まだ送ってあげてないなぁ。
イカンイカン…。
でも“お城”に元気がないから、城下町もひっそりしています。夕方の買い物客はまばらだし、シャッターを閉めたままのお店もかなり見られました。