鳥取県境港ゲゲゲの町興し
平成15年5月30日
好きな風景のある山陰です。鳥取県境港を歩いてきました。商店街は、平日のしかも午前中でもあり、閑散としていたのはいたしかたなし、でしょうか。ここは漫画家の水木しげる氏の出身地だそうで、氏の産んだキャラクターである「ゲゲゲの鬼太郎」をはじめ妖怪たちの協力を得て、町興しを図っています。道路には銅像が並んでいました。でも心無いヤツは何処にでもいるようで、盗難に遭ったニュースも聴いたことがあります。
商店街の入り口。人通りがありません。
境港神社境内には、土俵が設けられていました。大相撲の地方興行用なのか、地元の子供たちのためなのか、訊く人もいないので、分かろうはずもなく。
五月も30日。もう鯉昇りではないでしょうに。ん? 鯉“幟”なのかな?
錆びた看板によると、元・鳥取銀行境港支店だったようです。今は民家なのでしょうか。銀行といえば、実は小生の本家筋の何代か前は、銀行家でした。養老銀行という、まぁ質屋に毛の生えたようなローカル銀行だったようですが。
境港の銭湯です。時間があれば、ひとっ風呂と洒落こみたかったんですけれど。
境港は、隠岐との連絡船の発着港でもあります。ここはそのターミナルビル。
岸壁では釣り糸を垂れる主婦が。今夜の惣菜にするのでしょう。
対岸との連絡船です。橋もあるにはあるのですが、クルマを持っていない家にとっては、渡船も大切な足です。
商店街の中に、鬼太郎グッズを手仕事で作っている店がありました。このおじさんは、これまで人形づくりなどやったことはなく、試行錯誤を繰り返しながら、どうにか売り物としてカタチになるようになってきたそうです。せっかくだから、ねずみ男の根付を買いました。
さて、散歩はこれで終わり。お仕事に向かいます。この境港線までも鬼太郎で装っています。テールランプを目玉のお父さんにしているところが、なかなか洒落てますね。
境港は、約10年ぶりの訪問でした。その時(平成5年9月)は、こんなに小さな駅だったんです。