鳥竃“浦”を返したい浦霞
平成15年8月13日
仕事に出向く前に、塩竃駅周辺をほんのわずか数分歩くと、小さな小さな市場がありました。地域密着のようです。前半の散歩はこれで終わり。なにしろ列車本数が少ないので、万が一乗り損ねたら仕事に差し障る。駅前に少し早めに着いていたい。続きは帰りだ。
塩竃を出て、車窓の風景を眺めていたら、なんともそそられる湾の景観は、陸前富山駅からです。車中から撮ったため、ガラスの映りこみがありますが、気にしない気にしない。
と、云う訳で、帰りの寄り道は、もう少し先まで歩いてみました。駅前には商店街らしき路地はありません。数分歩いた先に、地味ながらもありました。「食堂まるとし」はその端辺りに位置しています。
塩竃は、銘酒「浦霞」の蔵本がある街なのですね。入ってみたかったのですが、すでに閉店時間となってしまいました。ま、東京でも呑めますから、ヨシとしましょう。
銘柄は「浦霞」ですが、社名は佐浦酒造店と云うそうです。ここは浦、ではなくて裏通り。道幅は表通りよりも広いものの、人通りも少ない…。
今日の補給地はココです。「むらかみ」。カウンターと小上がりの、いわゆるコテイな店ってぇ感じです。中でのことは別部屋の「酒歴書」をご覧になってください。
仙台駅で新幹線に乗り換える前に、少しだけ外に出てみました。駅前にはタクシーがズラリと…。“供給過多”ではなかろうか、なんて思う人も他にもいるのでは?