気分は夏の上田周辺散歩
平成14年5月28日
夏のような陽気の5月、信州は上田市を歩きました。市内には河川なのか用水路なのか、水の流れがあり、日差しは強いながらも町の景観は涼しげでした。
トタンの文字もカスれてきた飲食店二階の看板たち。長野の酒といえば、まず「真澄」の名前が挙がります。ここの酵母菌が、全国の酒造メーカーのベースになっていると云われています。
石垣白壁の建物の背後を、東京にはない速さで川が流れています。護岸の補修がなされているのは、いずこも同じですが。
歩いていたら、なかなか立派な蔵の前に来ました。腰板に飾りか強度をもたすためか、しっくいが交差して盛られています。確か工場が隣接していたような…。すでに記憶は曖昧です。
上田市地元の蔵元。気になるのは誰でも同じですね。
上田市は盆地で、山並みはそれほど近くありません。しかもそれほど高い山に囲まれている訳でもありません。なだらかな優しい稜線が、周囲に広がります。