小学三年生の利夫くんは、名古屋から転校してきて半年がたちます。
でも利夫くんは、なかなか友だちができません。
それは利夫くんの、何でも自分が一番と云う自慢くせが鼻につくからです。
その利夫くんは、もうすぐ誕生日を迎えます。
そこで利夫くんは、友だちを増やすために、お誕生会を開いておうちに同級生をしょうたいしました。
初めてやってきた利夫くんの同級生たちは、おうちがあまりに大きいので驚いています。
「うっそ〜〜〜〜」
「利夫ちゃんちって、ほんとにこの家なの?」
「何つぼあるンだろうね…」
「信じらンな〜い」
利夫くんは、おうちに驚く同級生たちに『してやったり』と自信を持ちました。
「うンみゃ〜、オレんちだぎゃ〜〜」
(妙蓮寺-14.03.15)

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